二回目のテーマは、「農を仕事にするということ。」 実際に有機農業に取り組まれている3人の生産者さんにお越しいただいて、講演して頂きました。
z/¥手塚等史さん、菅原玲子さん、橋本慎司さん。
手塚さんからは、里山保全からスタートした有機農業への取り組みと、添加物などの食品の安全性への疑問から自身で農業をしようと選択したことなど。
菅原さんからは有機農家さん同士の交流や情報交換の大切さや子供の頃の体験の大切さ。JAS認定など、農業以外にも学ばないといけないことがあることなど。
橋本さんからは、新規就農者側の心構えと受け入れ地域の体勢の大切さ。有機農業が広まっている欧米などの現状をを語って頂きました。
新規就農で課題となるのは、やはりどのように収益を上げるかと如何にしてそのコミュニティーに参加するか、ということになりそうです。農機具は大変高価ですので、古くなったものを譲ってもらったり、共同でシェアしたりすることが大切になりそうです。また、住み場所は都会のように選んで住めるようなところはないので、いろいろな不都合も受け入れるようにしないといけません。そして、もっとの基本の農作業もかなり重労働になりますので、いきなり始めるのではなく、事前に研修を受けたりして、自分がどのような生き方・農業をしたいのかを見極めることが大切になりそうですね。